2023年7月に小田急百貨店新宿店でウィスキーの抽選販売するなど、今ウィスキーが人気となっている。
なぜ今ウィスキーが人気なのか?その理由を記事にしましたので、ぜひ最後までお読みください。
なぜウィスキーが人気なのか
ウィスキーは元々おじさんのお酒として酎ハイやワインの影に隠れていました。
それが2008年頃にサントリーが看板商品である『角』を炭酸割りして飲む『角ハイボール』を提案。
角ハイボールとは「角瓶」を使用し、ウイスキーが濃くなりすぎないよう、作り方も明確に手順を決めたハイボールのこと。ジョッキにレモンを搾り、山盛りの氷を入れる。ウイスキー1に対し、よく冷えた炭酸水を4の割合で注ぐ。これが「角ハイボール」です。
この角ハイボールが当時から若者に人気だった銀座コリドー街の立ち飲み屋「丸吟」にて提供されると一気に人気商品となりました。
人気となった要因としては当時リーマンショック後ということもあり、サラリーマンが安さを求めて立ち飲み屋に集まっていたことも追い風でした。角ハイは一気に支持を集め、同店で1日100杯以上売れるヒット商品となりました。
ブームに拍車をかけたのは、2009年発売の「角ハイボール缶」。家で氷や炭酸水を用意するのは手間がかかります。缶で手軽に角ハイを楽しめるようにした商品です。発売以降はCMも含めて「家庭で飲むハイボール」というイメージ構築を進め、家庭に浸透させていきました。
2023年、サントリーのウイスキー販売金額は10年前の2014年比で倍増となりました。ハイボール文化を育て、醸成してきたこと。ブームが下火の中でも地道な飲み方の提案をやめず、試行錯誤を続けたことがウイスキーの復権につながっていきました。
おわりに
ウィスキーは昔も今も形を変えて親しまれています。
糖質もなくビールに比べれば太りにくいお酒であるウィスキーはこれからますます人気が上がると
思われます。
興味を持たれたなら、今夜ウィスキーで一杯どうでしょうか?
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