はじめに
私は以前、確定拠出年金(iDeCo)という制度を使い始めました。会社から「老後のためにお金を貯める制度だよ」と勧められたのがきっかけでした。月に2万円を給料から引かれて、自動的に積み立てる仕組みです。節税もできると聞いて「お得だ」と思いました。
でも、実際にやってみると、メリットをほとんど感じず、むしろ後悔することが多かったんです。このブログでは、私が確定拠出年金で失敗した理由や、そこから学んだことをお話しします。
確定拠出年金を始めた理由
確定拠出年金を始めたのは、会社がこの制度を導入したからです。「将来のためのお金を貯めておけるし、節税もできる」と説明を受けて、何となく始めてしまいました。
給料から月2万円を自動で引かれていたので、自分で貯金する手間がないのはいいと思いました。でも、この制度には思わぬ落とし穴があったんです。
実際に感じたデメリット
確定拠出年金を始めてみて、次のようなデメリットを感じました。
1. 手取りが減って生活が苦しくなった
月2万円が給料から引かれると、その分、毎月使えるお金が減ります。節税ができると言われても、普段の生活が厳しくなる方が大変でした。
2. お金を引き出せない不安
確定拠出年金のお金は、60歳になるまで引き出せません。だから、急にお金が必要になったときに「あのお金が使えれば…!」と思うことが何度もありました。お金が動かせないのは、本当に不便でした。
3. 将来どうなるか分からない
確定拠出年金で積み立てたお金は、自分で運用しないといけません。運用が上手くいけば増えるけど、失敗すれば減る可能性もあります。60歳までにどれくらいお金が残るか分からないのは不安でした。
後悔して学んだこと
この経験を通して、私は次のようなことを学びました。
貯金が苦手な人には向いていない
確定拠出年金は、一度始めると簡単にやめられません。そして、途中でお金を引き出すこともできません。だから、普段からお金を貯める余裕がない人には向いていないと思います。
今の時代にはあまりおすすめできない
最近は物価が上がって、生活費がどんどん増えています。そんな中で、使えないお金を増やすのはリスクが大きいです。まずは、自由に使えるお金を貯めておく方が安心だと感じました。
まとめ
確定拠出年金は「老後のためのお金を準備する仕組み」としては良いかもしれません。でも、使えるお金が減ることや、自由に引き出せないことを考えると、すべての人に合うわけではありません。
もしあなたがこれから確定拠出年金を考えているなら、まずは「自分の生活に合っているか」をよく考えてください。私のように後悔しないためにも、普段の貯金や生活費を優先してみるのも一つの手だと思います。